18歳から知っておきたい。金融機関(銀行や信用金庫など)にある借入ローン3つを紹介!

お金

高校を卒業して4月から社会人として働きます。その際に銀行にて給与振り込み用の口座を作りました。その際に、ローンについてのチラシを見ておりました。

様々なローンの種類があると思いますが、その中でも特に利用頻度が多いローンはどういったものがありますか。そのローンの中身について知りたいです。

今回はこういった疑問に答えていきます。

金融機関(銀行や信用金庫など)には様々なローンがあります。店舗によっては、変わったローンがあったりと。

その中でも、車のローン(カーライフローン)やカードローン、フリーローンが利用頻度として高いです。

この3つは個人向けローンともいいます。

私自身が上記の3つのローンのうちカードローンやカーライフローンを利用しております。

また、金融機関で勤務していた時に、借入に関する業務をおこなっておりました。

その際には、数あるローンの中で、上記の3つのローンはよくお客様がご利用されておりました。

私が携わった個人向けローンの中で、約80%は上記3つのでウエイトを占めておりました。

この3つのローンは、皆さんが普段の生活のなかで、現在もしくは今後においてお世話になる可能性が高いものとなります。

この記事で分かること
・カーライフローンについて
・カードローンについて
・フリーローンについて
・借入する際に気を付けておきたいこと
この記事の流れ
・カーライフローンとは
・カードローンとは
・フリーローンとは
・借入する際に気を付けておきたいこと
・まとめ

の順となっております。

この記事では、金融機関=銀行や信用金庫・信用組合・労働金庫・JAの意味で言葉を使用しております。

カーライフローンとは


カーライフローンは、車の購入やその他付随するものの購入にあてることが出来るローンです。

資金使途が定まっているため金利は低く設定されております。

相場としては大体金利1.5~3.0%前後となっております。

具体的な使いみちとして、

・車の購入
・バイクの購入
・自動車学校での免許取得費用
・車検代や部品代の費用
・車庫建設費用
・マリンスポーツ用の乗り物購入
・自転車の購入
・他金融機関からの自動車ローンの借り換え

などがあります。上記の使いみちについては金融機関で違ってきます。

通勤または通学で車が必要な方にとっては、購入資金の1つとして考えておいた方がいいです。

このカーライフローンですが、金利は資金使途が定まっているため低く設定されておりますが、その分利用できる方やローンの審査が厳しくなっております。

私の金融機関での経験上、携帯料金やローン返済、家賃の延滞(催促状が届いていたりと長期間支払いが滞っている)や免許証の紛失頻度が高い人は、審査が通らない傾向があります。

その他の理由で審査が通らないこともあります。

なので、今まで支払いが滞ったことがない方や免許証を紛失したことがない方は審査が比較的に通る可能性が高いです。

利用できる方として、

(1) 満 18 歳以上の方で最終ご返済時の年齢が満 76 歳未満の方
※ 満 18 歳以上の未成年者は、親権者の同意書が必要。
(2) 同一勤務先に原則 1 年以上勤務されている方
(3) 安定継続した収入があり、前年度税込み年収が 150 万円以上の方
(4) 金庫所定の保証機関の保証が受けられる方

九州ろうきんのカーライフの場合

となっております。利用できる方については、各金融機関によって違ってきます。

例えば
・18歳ではなく20歳から借入可能
・前年度税込み年収が200万以上の方

といった感じです。なので、カーライフローンを利用しようと考える場合は、借入先として検討している金融機関のホームページにて確認してください。

カードローンとは


カードローンとは、通帳やカードでATMで自由に引出し(借入)できるローンです。使い道は自由です。

例えば使いみちとして、

・家具・家電の購入資金
・冠婚葬祭の結婚祝い金や香典返し費用
・衣類やゲーム機などの購入資金

などが挙げられます。

利用できる方として、

●年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さまで、保証会社(アコム㈱)の保証を受けられるお客さま。
●原則安定した収入があるお客さま。

三菱UFJ銀行 カードローンの場合

金融機関によって、借入できる方の条件が異なります。

カードローンは使い道は自由なのですが、その分金利は高めに設定されます。

相場は金利1.4~14.6%となっており、ご利用限度額によって金利が変わってきます。

ご利用限度額とは、借入をすることが出来る最高の金額のことで、大体500万までといった金融機関が多いです。

ご利用限度額は本人の希望を借入申込書に記入することが出来ますが、審査によって希望の限度額とならないことがありますので注意してください。

また、希望するご利用限度額によっては、審査の際に収入証明書を提出する必要があります。

審査はカーライフローンよりは厳しくはなく、大体が申込した当日に結果が分かります。

なので審査が通ってから1週間から10日前後で通帳やカードがお手元に届くようになります。

またカードローンは、借入金に対して決まった返済金額を毎月支払っていくだけですので、いつまでに返済を終えなければならないという、完済までの期間を定めた「返済期間」はありません。

決まった返済金額は金融機関によって異なり、月1,000円からのところもあれば月3,000円からというところもあります。

他のローンと違い限度額内であれば、何度でも借入が可能です。

急にお金が必要な場合に使い勝手がよいローンとなります。

フリーローンとは


フリーローンとは使いみち自由なローンとなります。

使いみちが自由なこととあって、カードローンとどう違うのか気になる方がいらっしゃると思います。

カードローンとの違いとしては、

・カードローン
通帳やカードでATMから引出し(借入)すること
・フリーローン
ご自身の通帳に借入金額が振り込まれ、そこからお金
 を使っていくこと

となります。

カードローンの場合と違い、申込みから借入までのスピードが遅い傾向があります。

なのですぐにでも借入したい場合はカードローンを利用した方がよいです。

ただ、ご自身の金融機関での取引状況(定期預金・給与振り込み・クレジットカードの保有など)や信用情報・借入金額などによりますが、カードローンより金利が低く設定される傾向があります。

相場は金利1.4~14.6%前後となっております。

後は、フリーローンの方が返済計画を立てやすく、どんなに返済が長くなっても10年以内金融機関の最高返済期間が10年までの場合が多いため)には完済できるようになっております。

利用できる方として

1.ご契約時満20歳以上69歳以下の方
2.安定した収入のある方、およびその配偶者
(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます)
3.次の地域に居住またはお勤めの方
・神奈川県内全域
・東京都内全域
・群馬(前橋市 高崎市 桐生市)
4保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられる方
5.横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意される方

横浜銀行フリーローンの場合

金融機関によって、利用できる方は異なってきます。

すぐにでも借入する必要がなく、返済計画をしっかりと立てたい方はフリーローンを利用するといいでしょう。

借入する際に気を付けておきたいこと

実際に借入する際に気を付けておきたいことについてまとめております。

①返済計画を立てておく

これはカーライフローンやフリーローンで言えることですが、借入するときはしっかりと返済計画を立てておきましょう。

例えば、

・何年以内で完済させるのか

・返済可能な範囲で、借入金額を考えておく

・月々どれくらいの返済になるのかシミュレーションしておく

・借入た後にすぐに転職または退職しないかどうか考えておきく
 →もしすぐに転職や退職する場合は、借入をする前に転職先を見つけておくことや
  今回は借入をせずに安定した収入が得られるようになってから借入をする

などどいったことをしっかりと考えた上で、借入を検討していく必要があります。

上記の・月々どれくらいの返済になるのかシミュレーションしておくについては、

お金を借りる前に使いたい「どこでも計算ローン」アプリの使い方にて書いておりますので、そちらも合わせて読むと、事前に返済計画を立てることができます。

②信用情報をなるべく綺麗にしておく

借入をする際には、金融機関で借入の審査を通る必要があります。

その時に、信用情報があまりよくないと審査が通らなくなる可能性があります。

なので、信用情報をなるべく綺麗にしておくためにも、

・携帯料金の滞納をしない
・他社のローンが残っている場合は、完済するまで滞納しない
・免許証を紛失しない
・クレジットカードの引落し金額を把握して、引き落とし日までにしっかりと入金しておく

といったことを徹底していきましょう。

社会人1年目の方は借入不可になる場合がある

高卒や大卒で社会人1年目の方にあることですが、借りようとする金融機関やローンの種類によっては、借入が不可になる場合があります。

これには、借入条件に20歳以上の方や前年度税込み年収〇〇〇万円以上の方といったものがあるからです。

特にカーライフといった使いみちが限定されているローンに傾向が多いです。

ただし、新入社員の方が勤めている勤務先によっては、借入が可能となる場合があります。

公務員や大企業、金融機関に勤めてる方は、今後退職をする可能性は低いだろうという審査の段階で判断されるケースがあるからです。

かという私も、社会人1年目でカーライフローンを組むことができました。

多分金融機関に勤めているのが大きかったと思います。

なので、社会人1年目で借入を検討している方は、金融機関に相談してみることをおすすめします。

まとめ

ここまで、カーライフローンやカードローン、フリーローンはどういったものなのかや借入をする際の注意点を書いていきました。

私自身記事で取り上げた3つのローンについては、社会人になってから知りました。また金融機関に勤めていた時に、多く取扱った個人向けローンでした。

金融機関のローンは多種多様ありますが、まずはこの3つを知っておくとよいでしょう。

のちのち自分が実際に借入をする際に役に立ってきます。

この3つのローンすべてでいえることは、ご利用は計画的におこなっていこう
ということです。

計画的に行わずに借金地獄にならないようにしていきたいですね。