
来年の4月に新入社員として、社会人デビューします。それまでに新入社員としての心構えを学んでおきたいのですがどうしたらよいのでしょうか。
新入社員なる前はこのような悩みがでてきますよね。今回はこの悩みについて応えていきます。
結論としては、元ライフネット生命保険会社社長である岩瀬大輔氏が執筆した「入社1年目の教科書」を入社する前に読んでおくことをおすすめ致します。この書籍は、26万人の方が読んでおられます。
この書籍を読むだけでも、社会人としての心構えを学べるからです。
私も新入社員になる前に、この書籍を読んでおりました。
この書籍について、私がおすすめする理由も含めて内容を書いております。
・本書の概要
・私が本書に出会ったきっかけ
・本書で学んだこと
・本書から実践できること
・まとめ
の順で解説しております。
本書の概要
![]() |
価格:1,571円 |

著者:岩瀬大輔
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:236ページ
発行年:2011年5月
因みにこんな方にも読まれております。
・新人研修を行う方
・転職・異動1年目の方
・親御さんからお子さんへのプレゼントにも
私が本書に出会ったきっかけ
私が大学4年生の頃、その当時就職活動をしておりました。その結果金融機関からの内定をいただくことが出来ました。
内定が決まった後に、「来年4月の入社までに新入社員としての心構えを学んでおきたい」と思いました。
書店で新入社員にまつわるコーナーを見ていた際に本書に出会いました。
本書で学んだこと
まず、仕事における3つの原則を学びました。それが、
②50点で構わないから早く出せ
③つまらない仕事はない
ということです。
本書で書かれていたことを簡単に要約すると、
①頼まれたことは最後までやり切る
新入社員として入った際に、上司は頼まれた仕事を何が何でもやり切ってくれるかどうかを見ています。その姿勢を見て次の仕事を頼むかどうかの判断材料になる。
②50点で構わないから早くだせ
仕事を慣れていない段階では、どうしても100点満点の成果物をだそうと考えてしまいがち。それはそれで素晴らしいが。50点の仕事に赤ペンで入れてもらい、グレードアップいけばしてよい。
そうすることで、自分自身の経験値が上がっていく。また仕事で提出したものが間違った方向に進んでいるかどうかを把握して、方向転換することが出来る。
③つまらない仕事はない
世の中にはつまらないしごとなどない。単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもある。それは単調な仕事にも自分なりの付加価値をつかることを意識することである。
そして、具体的な仕事のやりかたについて50項目についても学ぶことができました。
それらの項目について1部抜粋すると、
・何があっても遅刻はするな
・朝の挨拶ははきはきと
・脳に負荷をかけよ
・社会人はアウトプットがゴール
・ミスしたら、再発防止の仕組みを考えよ
といった内容です。この本を読み進めて、社会人としての心構えを学んでいきました。
本書から実践できること
本書から学べることとしていくつか挙げております。
まずは、頼まれた仕事を最後までやり抜きその中で50点の成果物を上司に提出し赤ペンで修正を頂きました。
金融機関に勤めており業務の1つに融資業務がありました、その際に稟議書の作成があり、どういう目的で融資するのか、返済金額、返済期間、貸出金利顧客に関する補足事項等を書いていきました。まずは自分なりに書いた稟議書を上司に見ていただき、赤ペンで修正を頂きました。それを基に稟議書を書き直していきました。
そして完成したものを上司に見ていただきOKを頂きました。その後は、指定日にお客様の口座に融資金を入金しました。
次に、朝の挨拶ははきはきとすることです。
上司が出社した時には、大きくはきはきと挨拶しておりました。また、営業で個人や法人宅に行くので、その際にもはきはきと挨拶するように心がけておりました。
次に学んだことをアウトプットするようにしていきました。
年に1回程度研修がありました。そこで学んだことを研修報告書に記入して支店内で共有するようにしました。また、実際の訪問活動においても学んだことを実践していきました。
まとめ
この記事では、「入社1年目の教科書」について書いていきました。
新入社員としても心構えを本書では学ぶことが出来ますし、私自身新入社員になる前によく読んでおりました。
現在でも、仕事上で困ったことがあったりしたら読んでおります。
新入社員になる前は、何かと不安になることがあると思います。そんな時に本書を読むことで、皆さんの不安が少しでも解消されるでしょう。
![]() |
価格:1,571円 |